「知らんと損です!」「大分県の温泉、どこに行くか迷っていませんか?」

九州の温泉は本当に奥が深い!大分は温泉天国です!
この記事は、大分旅行を計画中のすべての方、そして本物の温泉を楽しみたいマニアに向けて作成しました。
温泉マニアが実際に訪れた中から、本当におすすめできる「大分県の温泉5選」を、泉質や効能、そして個性にこだわり厳選してご紹介します。由布院や別府の有名温泉から、混雑を避けて癒される知られざる「秘湯」まで。
強酸性の火口泉、ぶくぶく泡立つ炭酸泉、そして究極の冷泉まで。この5選を巡れば、あなたの温泉観が確実に変わるはずです。
九州88湯めぐりとは?(大分が九州の温泉の中心である解説)
九州の温泉文化を語る上で欠かせないのが、温泉巡りのスタンプラリー「九州八十八湯めぐり」です。この旅の最終目標は、88ヶ所すべてのスタンプを集めて「泉人(せんにん)」の称号を得ること。
そして、この88湯の多くは、大分県(特に別府・由布院周辺)に集中しており、大分県の温泉を深く巡ることこそが、九州温泉道制覇の鍵となります。
まずは大分の個性派温泉を巡り、あなたも「温泉マニア」への一歩を踏み出しましょう。
【温泉マニア厳選】大分県の極上温泉5選
ここからは、大分県の温泉の奥深さを体現する5つの個性派温泉を、地域と特徴を交えてご紹介します。
1. 湯布院塚原温泉 火口乃泉(由布市)



由布院の塚原高原にある活火山が生み出した、強烈な個性を持つ温泉です。
- 泉質の衝撃度: レモンをはるかに超える強酸性泉で、鉄イオン、酸性度、アルミニウムイオンの多さで日本第1位~2位を誇ります。その効能の高さから、日本三大薬湯の一つとして全国的にも知られています。
- 健康への訴求: 亜鉛やマンガンが豊富で、血糖値を下げ、血管を若返らせる働きがあるという情報もあります。
- 入浴スタイル: 露天風呂と内湯があり、プライベートで楽しめる家族風呂も利用可能です。
2. ラムネ温泉館(竹田市長湯温泉)



大分県竹田市にある長湯温泉郷のシンボル的な存在です。
- 唯一無二の外観: おしゃれな洋風建築のようなユニークな佇まいで、温泉施設とは思えない外観も魅力の一つです。
- 泉質の魅力(炭酸泉): ぶくぶくと細かな泡が肌に纏わりつく**「炭酸泉」**が最大の魅力。
- 入浴の醍醐味(交互浴): 32度の冷たい炭酸泉と、体がしっかり温まる42度の内湯での交互浴が最高です。血行促進効果が高く、入浴後の爽快感とポカポカ感が格別です。
3. 照湯温泉(てるゆおんせん)(別府市)



別府温泉の中でも歴史ある温泉の一つで、別府藩主の愛用した湯として知られる由緒ある場所です。
- 歴史的背景: かつては「お城のお風呂」として使われていたという歴史を持ち、浴槽に入ると別府の歴史を感じることができます。
- 泉質: 泉質は単純温泉。優しく柔らかな湯の感触です。
- 料金: 大人300円と、手頃な価格で別府の歴史ある名湯を楽しめます。
4. 寒の地獄旅館(かんのじごくりょかん)(玖珠郡九重町)



温泉マニア御用達として紹介される、九重連山の麓にある冷泉のトップクラスです。
- 圧倒的な個性(冷泉): 泉温が低く、温泉マニアも震え上がるほどの冷泉です。毎分2,160リットルという圧倒的な湧出量を誇ります。泉質は単純硫黄冷鉱泉で、透明で青色に近い源泉が特徴です。
- 究極の療養法(温冷交代浴): 冷泉に浸かった後、暖房室(ストーブ)で冷泉に浸かった時間の倍の時間をかけて体を温めます。この独自の温冷交代浴は医学的にも効果のある療養法として知られています。
5. 海門温泉(かいもんおんせん)(豊後高田市)



九州のコブと呼ばれる国東半島にある海門温泉は、その泉質の濃さで知る人ぞ知る名湯です。
- 泉質(超濃厚): 超濃厚な塩化物泉で、温泉の色からもその濃さが伝わってきます。
- 湯上がりの満足度: 塩化物泉は「熱の湯」とも呼ばれ、成分が肌に膜を張るため、湯上がり後も体がポカポカと温かさが持続し、湯冷めしにくいのが特徴です。
- 料金: 大人350円と格安で、その濃厚な泉質を堪能できます。
まとめ:大分温泉で最高の温泉体験を
この5選は、大分県の温泉が持つ**「多様性」と「本物」**の魅力を凝縮しています。強酸性、炭酸、冷泉、歴史、超濃厚塩化物泉。どれも一度入ると忘れられない体験になるでしょう。
「大分旅行で本物の温泉を楽しみたい」「混雑を避けて秘湯を楽しみたい」という方は、ぜひこの記事を旅のしおりにし、これらの温泉マニア厳選の湯から巡ってみてください。
🖋このブログを書いた人
このブログは、九州の温泉を100湯以上めぐり、「九州八十八湯」も制覇した温泉ブロガー・ちゃんが執筆しています。
泉質や湯量へのこだわり、飲泉の魅力、交互浴の楽しさなど、一次情報と実体験をもとにお届けしています。