あなたは「とろとろ派」?それとも「ガツン派」?
温泉好きの二大派閥 「結局、アルカリ性と酸性、どっちが多数派なの?」
美容液のように肌がとろける、あの優しい「アルカリ性」か。 それとも、強い刺激と共に肌をピリッと引き締める「酸性」か。
九州の温泉をYouTubeで発信している私「ちゃん旅」にとっても、これは永遠のテーマ。
まさに温泉界の「きのこの山・たけのこの里」論争ですよね(笑)
よかったら、皆さんがどちら派かコメントで教えてください^^
さて、そんな終わりのない論争のなか、私がある場所を訪れて改めて痛感したこと。それは……。
「やっぱり、酸性泉と言えば『あそこ』を語らずにはいられない」
ということでした。
東の本丸「草津」で味わった、完全な敗北

そのきっかけは、酸性泉の東の横綱、群馬県・草津温泉への訪問でした。
正直に言います。 九州マニアとして、「西の温泉だって負けてないぞ」という対抗心を胸に乗り込みました。
しかし……結果は「完敗」でした。
夜のライトアップに幻想的に浮かび上がる湯畑。 今や日本中、いや世界中から観光客が押し寄せ、湯けむりの中で楽しむ食べ歩きには、他を圧倒する活気が満ち溢れていました。
ライトアップされた湯畑をぐるりと一周するだけで、まるで「温泉好きのためのディズニーランド」に迷い込んだかのような高揚感。思わず笑みがこぼれてしまうほどのエンターテインメント性がそこにはありました。

そして何より、目を見張るほどの圧倒的な湯量と、紛れもない「本物の泉質」。
実際にその地を歩いてみて、 「温泉の観光地としての完成度で、ここを超える場所は日本にないかもしれない」 そう認めざるを得ないほどの衝撃を受けました。悔しいけれど、本当に素晴らしかった。
観光では負けても「お湯のパンチ力」なら負けない
でも、そこでふと思ったんです。 華やかな観光地としての完成度ではなく、「お湯のパンチ力」や「体を根こそぎ浄化するような野生味」だけを純粋に求めるなら?
九州には、あの「怪物」がいるじゃないか。
そうして私の頭に浮かんだのが、別府と湯布院の間にひっそりと佇む、日本三大薬湯『火口乃泉(塚原温泉)』です。
ここは草津の衝撃に匹敵するほどで、ちゃん旅の「九州温泉ランキング」トップ5に君臨し続ける、酸性泉の聖地です。

消毒レベルの刺激と、絶品の「蒸し卵」
火口乃泉の凄さは、その「酸性」の強さにあります。 お湯に浸かった瞬間、全身がピリピリと消毒されていくような強烈な感覚。 「癒やし」というよりは、まさに「地球のエネルギーによる治療」に近いかもしれません。

そして、ここに来たら絶対に忘れてはいけないのが、温泉の蒸気で20時間じっくり蒸し上げられた「燻製のようなゆで卵」です。
白身が茶色く色づいた濃厚な卵を頬張りながら、火口から立ち昇る噴気を感じる。
この瞬間こそ、「あぁ、いま地球をいただいてる」と感じられる、温泉旅の究極の贅沢なんです。

結論:その日の「自分」に合わせて選べばいい
草津という大きな壁を知ったからこそ、改めて九州の温泉が持つ「深さ」と「野生味」が愛おしくなりました。
優しく包み込まれて癒やされたい日は、とろとろの「アルカリ性」へ。 ガツンと自分をリセットして生まれ変わりたい日は、強烈な「酸性」へ。
どちらが正解ではなく、その日の自分の心と体が求めている方を選ぶ。それが一番の贅沢なのかもしれません。
みなさんは今週末、どっちのお湯に浸かりたい気分ですか? ぜひコメントで教えてください!
🖋このブログを書いた人
このブログは、九州の温泉を100湯以上めぐり、「九州八十八湯」も制覇した温泉ブロガー・ちゃんが執筆しています。
泉質や湯量へのこだわり、飲泉の魅力、交互浴の楽しさなど、一次情報と実体験をもとにお届けしています。

